あらんです

ドーモ、あらんです。

大分と福岡に行った

大分と福岡にちょっとだけ行ったのじゃ...。

由布院 別府

温泉に行きたかったので由布院へ行った。 別府と迷ったが、秘湯感は由布院のほうがあって、ゆっくりできそうだったからこちらにした。 結果的に良かった、と思う。 空気も綺麗で飯も美味しかった。 高原の緑の色合いが、明るくて良い。 別荘地になる所以もわかる気がする。 誰か10万円くらいで別荘譲ってくれねえかな...温泉付きで...

正直くつろぎすぎて...じゃあない、仕事に集中しすぎて、あまり書くことが無いのであるが... 開発合宿なので、宿にこもって作業をしていたのであります。

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大分は意外と知られていないかもしれないが、いろいろな食の宝庫である...。 野菜、米、肉、魚、酒... 水がきれいなことを生かして、ビールの醸造を行ったり、豆腐を作ったり... 水は本当に美味しい。 豆腐屋さんが山の中に点在する。うまい水で作った豆腐がこれまた絶品... 一度これを食べると、東京のスーパーで売っている豆腐が少し耐え難くなる。そのくらい品質に差がある。

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木綿豆腐、絹豆腐、豆乳。

大分の牛肉といえば、豊後牛...佐賀牛宮崎牛の影に隠れているけど、一応ブランド牛。 豊後ってどこや!となるのもマイナーな一因なのかもしれない。

由布院は山だが、別府は海に面している。漁港もある。 海の幸もたくさん取れる。ブリやシマアジが最近評判らしい。 海の幸も山の幸も楽しめる。というか、九州はどこも海に面しているから、どの県も食材が豊富だ。

「利休(りゅうきゅう、と読むらしい)」と言って、シマアジやブリの漬け丼なのだが、これがまた美味しい...鮮度には勝てない。 とり天も名物らしく、こちらも美味しくいただいた。 大分市は鶏肉消費量日本一...! https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/05/15/JD0058073447

焼酎や日本酒も美味しいものがある。いいちこは大分の麦焼酎

熊本方面へ行けば牧場もあり、中には直接動物と触れ合うことが出来る牧場も...羊はともかく、豚やラマまでいるぞ... 直接というのは、本当に直接だ。柵などという概念は無い。 柵は、かじられ、穴を掘られ、ほとんど効力を為していない。

食欲への忠実さがものすごく、園内に入った瞬間に取り囲まれる。

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羊が犬みたいについてくる

衣服の生地は綿だろうが合成繊維だろうがおかまいなく、食えそうだったらしゃぶってくるので要注意だ。 おさわりは全然OKなのだが、触ったあとはしっかり手を消毒しましょうね...。 なかなかシュールな牧場なので、ぜひ行ってみてほしい。これだけで記事かけそうなやつや。

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その近くにある違う牧場。なんというか、ちゃんとしてるw

車さえあればそんなに不便を感じなかった。観光スポットがいい塩梅にあったので、休憩がてら寄って... のようなことを繰り返していたらすぐに日が暮れていた。

草原の中にソフトクリーム屋、コーヒーショップがあったりして、青い空、鮮やかな緑、おいしい空気と一緒に食すことができる。

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青空の下で飲むコーヒー

冬は雪で交通網が麻痺するとのことなので、行くなら雪が振り始める前。

なお、これは余談であるが、喫煙者にとっては過ごしやすいようで、入るお店はすべて喫煙OKだった。 至る所に喫煙所もあった。愛煙家が多く在住しているのだろうか。

別府市内は、実はそこまで旅しておらず、唯一行ったのはゲンシシャという謎の漫画喫茶である。 ツイッターやインスタグラムで結構知る人ぞ知る、エログロナンセンスの収集品を見れる貴重な場所らしい。

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ゲンシシャ。

漫画研究家の店主の方が開いたお店で、店内には大量の漫画と写真集や、骨董品が所狭しと並べられている。 「これはxxx、これはxxx」と、淡々と、延々と紹介し続けられる。 涼しい顔をしているが、目の奥には蒐集欲とでもいうべき情熱というか、信念のようなものを感じた。 「見えないもの」を見る、という言葉の意味がよく分かるような、わからないような。 お店はとても小さいので、注意が必要。

濃密な時間を過ごす事ができるので興味のある方はぜひ。他ではなかなか見られないものがたくさんある。

博多

大分から車で向かった博多は、台風のおかげでほとんど出歩けなかった。 宿と飯屋、時々カフェの往復...

ご飯は外れない。美味しい。 モツ鍋、ラーメン、ゴマサバ...大体それっぽいものは食べたんだろうか。

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モツ鍋

福岡出身の方に教えて頂いた呉服屋は、閉まっていた。 それがきっかけでとある履物屋さんを見つけて、そこで草履を衝動買いしてしまった。

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結構歴史のある履物屋さん。

交通網はかなり発達しており、地下鉄は少し高いものの、とても便利だった。 空港が驚くほど近い。 博多駅から電車で5分...! 5分だよ。ちょっと隣駅行くわ、で空港まで行ける。

博多は高い建物がない。 京都のように景観が関わっているのか...?と思ったら、そうではない。 飛行機の発着路に密接しているから、ということ。

町中を歩いていると飛行機がかなり近くに見えることがあり、空の街なのだということを実感する。 この利便性も相まってか、外国人観光客も多かった。 折しもラグビーのワールドカップパブリックビューイングを駅前で行ったりもしていた。

そういえば大分は外国人観光客が目立たなかったな... 某日の朝刊によれば韓国からの観光客が67%減ということなので、かなり痛手を負っているようだった。 福岡空港からソウル釜山まで行くほうが、東京へいくより早いし安い...ので、行きやすかったから来ていたのだろう。 そういえばK-POPファンの私のいとこもしょっちゅうソウルへ行っていたな...。

特定の国に顧客を依存すると、危険であるという一例かもしれない。 逆に言うと観光地としてはそれだけ魅力がある。他のエリアからの観光客の伸びしろはまだまだあるということなのでは...? 大分は、海もあるし山もある。温泉も豊富だし、旅館もいい感じのがたくさんある。 御飯も美味しい。

話を博多に戻そう。 人はにぎやかでフレンドリーだった。 というか、たまたま良いバーに入っただけかもしれない。 店員さんが話し相手になってくれて、滞在中は毎晩そこに通った。 謎のおじさんと銃の話で盛り上がったり、店員さんのダークサイドを覗いたり、隣席で突然起動した女型シーモネーターに戦慄したり、店員さんの制圧するさまを眺めていたり。 観光らしい観光はしていないが、人は濃かった...。てか、銃器。。。(※誤解なきように言っておくと、一応モデルガンです。)

まさかM93R、L-96と水平器付きのライフルスコープ、銃の持ち方について盛り上がるとは。BattleFieldやっててよかったぜ... お願いしてL−96構えてる写真取らせてもらったが、ここには載せられない。 コッソリ見せてあげることは出来るので、見たい人は言ってください。

これは余談だが、やはりというか、美人な女性が多かった。 好みの問題もあるかも知れない。私が九州の出だから、親和性を感じるのかも知れない。 それでも、視覚的に飛び込んでくる顔面の、目の保養率の高さがすごい... ほんますごい...

次回

名古屋か新潟について書きます。 ではまた。