あらんです

ドーモ、あらんです。

平成の終わりに

定期生存報告

メイン業務

直近はまだまだAndroid開発をやったり、とある企業さんの開発サポートをしている。

内容としえては再設計とかリファクタリングというコードありきの話と、アプリのUIの構造の見直しみたいなことをやってる。

直会社員時代はコードの設計は得意ではなかったので、退職してから苦手意識を克服するために重点的にやってきた。

あとは、テストも結構書いている。

TDDとか、Londonで会った凄腕の技術者に教えてもらったBDDとか、を自分なりに解釈しつつ、な感じである。

ひたすら作ることだけに突っ走っていたのが、考える時間が増えた、とでも言うべきか。

個人開発

Android外では、Unityについに手を出し始めた。

Udemyでコースがセールになっていたので、2Dのゲームを作っている。

純粋に楽しい。

ちなみに小学生の頃の夢はゲーム開発者であった。

34歳を目前にして、夢がかなったというべきか。

ネイティブアプリの開発経験は無駄ではなかった気もするが、もう少し早くやっておいても良かったという思いもある。

が、気づいたときが始めどきなので、今更感は気にせずに手を付けている。

ネイティブアプリに比べてやることが圧倒的に多いが、想定していたよりはるかに容易にゲーム開発ができるのはただただ驚きである。

年内に1本ゲーム公開したい...がんばる...

趣味とか

フランス語教室に入会したものの、あまり通えていない。

大学生の頃にやっていたフランス語を再開したのであるが...。

単語とか文法とかは、結構覚えていて自分でもびっくりしている。

仏検2級は取ったし、授業でも論文フランス語のものを読んだりしていたから、まあ簡単には忘れないかという感じ。

でもやはりまともに喋れるにはもっと練習がひつようだ。

最近、毎週末のように高尾の友人の家にお邪魔して、ひたすら飲んで喋っているのだが、とても居心地が良い。

交友関係の少ない身としては、本当に感謝しております。

夏の旅行の折は、美味しいワインを再び調達してきますゆえ、ぜひご贔屓に...

追記: 例の記事の感想

元記事のリンクは貼らない。完全に「知っている」人向けの内容。

なんかDMでリンクをよこしてくる人がいて感想を求められるので、ここに書いておく。

一言で言うと「変わってないな」という感じ。懐かしさに近いのかな?

(これとは別件で、正直まだ自分(たち)の陰口が言われているというのは人づてに聞いたことがあった)

あとは単純に、幸せそうな人を見るのは、気持ちのいいものだった。

純粋に、幸せそうでよかったですね、と賛辞を送りたい。
いや、ほんとに。

たぶんマジレスするのは筋違いなんだと思う。
感情に対して理性で返しても、話は噛み合うことが殆ど無い。

正直あの記事が「界隈」でバズっているのは、わかりみ半分、わからなさみ半分である。
さすが影響力は結構あるんだなあと感心していた。

というのは、真面目によむと内容がよくわからなかったからだし、共感できない部分があったからでもあり、明らかにそれ嘘じゃね?と思ったところがあったからだ。

あらすじとしては、人が入れ替わったことが全てで、会社のイメージと社長(室)に共鳴している人が入ってきた。

that's all という感じである。

それは本当に良かったと思う。

人間は、自分と波長の合う人と一緒にいたほうが、絶対幸せになれる。

ただ、嘘はいけない。

いや、少なくとも、私にとっては、それは嘘にうつったという話であるが。

何も知らない人が読んだら、昔いた従業員が経営層含めて悪人であったというふうに映る。

悪意を持って組織を破壊しようとした人たちがいたみたいな。

だから組織が崩壊した、というふうに読むんではないかな。

というか、崩壊していないのでは。。。

第一、そんな悪い人はいなかったよ。

私はそう信じている。

誰もポスターを剥がしたりなんてしていないと思う。

そんなことをする人はいなかった。

確かにトイレにはられていたポスターが床に落ちてゴミみたいになっていたことはあった。

それは「剥がれ落ちた」のであって、誰かが剥がしたのではない。

そもそもフリーアドレスで、個人の机ってあったっけ...?

私は当時日本にいない時期があったから、もしかしたらその頃の話なのかもしれない。

でも、思うに、彼らにとってそういうイメージだった、という話なのではないかな。

そういうふうに見ていた、ということ。

彼らがそもそも「従業員たち」を敵視していたのではないかな。

起きたことに対して、自分たちの想定する悪意を当てはめたということなんじゃないかな。

そんな気がしてしまった。

どういう世界を描くかは、その人の自由だ。

でも、あまりにも自分に都合の良すぎる記述というのは、どうなんだろう。

たとえば、割とわかりやすく、具体的に経営者自身のふるまいが記述されていない気がする。

気持ちだけはいっぱい書いてある。

たとえばあなたが「毅然」とはしていなかったのだとしたら、どうだったのか、とか。

甘かったのか、それとも曖昧だったのか、それとも感情的だったのか。

陰口を言っていたのは従業員だけであるかのような書き方をしている。

さて、これは本当か?

密室で従業員のことを悪く言ったりしていたのは誰だったか。

Slackで刺される...の意味がわからないが、権力で上から人を押さえつけるようなアプローチを取ったのは...?

影で脅すような事をしたのは、刺すということには当たらないのか...?

怪文書」を書いた人は果たして「従業員たち」だけであったか?

ていうか、怪文書ってなんだ。

信憑性および発行者が不明な状態で出回る事実上の匿名の文書

なので、発行者も特定できている社内文書が怪文書って、本当に意味がわからない。

確かに、言ってもないことを言っているように言いがかりをつけてくる人は結構いた。

さて、やってないことをやったことにされ、言ってもないことを言ったといいがかりをつけていたのは、誰だったか...

それとも、自分たちはまったくそんなことをしていない、とでも言うのか。

あるいは、自分たちだけは例外だ、ということだったのか?

なんだか悪いのは全部あいつらのせい、みたいな印象を受けてしまった。

まあ、それは考えすぎなのかもしれない。

用語の言い回しとか、結構独特の世界観なので、私が読み違えている可能性は大いにある。

第一怪文書がまず怪文書ではない時点で、かなりのハイコンテクストを要求しているように思う。

多分読み替えて進まないと意味が通らないところがたくさんあるのだろう。

フェアではないなあ。おかしいなあ、と思うポイントは、こういうふうにいっぱい出てくる。

でも、今日はそれを書いておきたいのではない。

まあでも、今うまく言っているなら、それでいいじゃんね。

これである。

楽しそうにやっているわけですし、めでたしや。

ただ、あの会社にいた人たちが(私も含めて)まるでひどいやつみたいに描かれているのが、ちょっとフェアじゃないなと感じた。

そこは純粋にちょっと悲しい。

私の周りには、そんな悪人はいなかったよ。

それだけは書いておきたかった。

人の主観というのは、人に都合の良いものにできているので、私の主観もまた私の観測範囲を出ない。

それは明記しておく。

でもなあ。

悪い人はいなかったし、そんな会社を選んで入ってないよ?

その時いた人がどんな人だったかって?

皆個性豊かで優秀だったよ。

あの会社にいたデザイナーとエンジニア、プロジェクトのマネージャ、少なくとも私が一緒に仕事をした人はとても働いていて愉快だった。

自分の知らないことをいつも共有してくれる。違う視点からものを考えてくれる。何よりアウトプットが素晴らしかった。

クライアントにも恵まれて、本当にいろんな経験ができた。

関わりの持てたクライアントさんに仕事を頂いていたのが幸いで、彼らには感謝しかない。

彼らから一体どれだけのことを学ぶことができたか、計り知れない。

そしてそういう仕事を持ってくることができるような、土台を作ってくれた人たちが、私が入社する前にいたのだ。

その人達にも感謝しかない。その「はじまり」がなければ、私達はそこに加わることはなかったのだから。

皆信念やビジョンを持って、仕事をしていたと思う。

だから楽しかった、という記憶があるんだと思う。

そんな人たちのことを、私は悪人とは思えないし、あの時期がそんなに悪い時期だったとも思えない。

そして、そんな会社を作ってくれた社長さんにも、感謝している。

私を拾ってくれたのは社長だしね。

会社というハコはよくわからなかったし、ピンと来ないけど、関わった人達の面影や言葉は、今も私の糧となって生きているよ。とても多様な経験ができた。

だから私はいつもありがとうと思いながら生きてきた。

私自身は大して使える人材ではなかったかもしれないが、一応案件を掛け持ちでやったり、受託で手が空いているときに自社の手伝いをしたり、とかできることはやっていたつもりである。

かりにその結果が、評価制度ではなぜか売上が平均でマイナスだからマイナスだったとしても、そのような評価制度に意見を具申したことが間違っていたとしても、私の中ではよい経験となっている。

まあ、これは勝手な私の思いである。

でも、彼らのことを悪く言うのはやめてほしい。

そんな思いでこの感想文を書いた。

まあ誰が読むんやって感じだけど、詳細な酒の肴になりそうな話は、いつかおとぎ話にして、いずれどこかで。。。

いやあ、本当いい会社だったと思います。ありがとうね。

おやすみなっさい。お読みいただき、ありがとうございました。